こんにちは、原久子です。
今日は「出来事は全てあなたが作り出している」というテーマについてお伝えしようと思います。
あなたは最近「なんでこんなことが起こるんだよ!」と苛立ったり、腹が立ったり、
悲しんだりしてしまうことはありませんか?
そして、その出来事にフォーカスしてしまう、といったことはございませんか?
私のところにご相談に来る方も、その多くが
「XXさんのおかげで、散々な目にあっている」
「会社が悪いから、仕方ないんです」
という、起きてしまった出来事に対してフォーカスし、その理由を外に求めている方が非常に多いのが現状です。
少し厳しい見方かもしれませんが、実は出来事は誰か、何かが生み出しているのではなく、「あなたが作り出している」ということに気づいた方が良いのです。
「そんなこと言っても納得できませんよ!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、冷静に考えてみて頂くとわかるのですが、起きている事柄は何一つ変わりませんが、そこに意味付けをしているのは自分であるのです。
同じ事柄でも、見方を変えると捉え方、感情が変わります。
例えば、電車の中で泣いている子供がいます。
そして、その側にはお父さんが座っています。何もしていません。
誰もが、そしておそらくあなたも
「早く子供が泣くのを止めて欲しい」
と思っている状況があるとします。
この時、「子供が泣いている=親の役目として泣くのをやめさせる」
という物事の捉え方、意味付けがなされています。
しかし、例えば「その家族のお母さんが先程命を落としてしまい、その見舞いの帰りだった」という前提があったらどうでしょうか?
多くの方は「そっとしておいてあげよう」という感情に変わるはずです。
少し例が不謹慎だったかもしれませんが、物事というのはこのように「意味付け」によって変わるのです。
つまりどのようなことも、あなたの意味付けによって起きているのです。
どのような意味付けをするかを選ぶ自由はあなたにありますが、それに気づいていない人は出来事にコントロールされていることになります。
ぜひこのような事実を知って、日々の出来事や感情を捉えてみてください。
きっと人生に大きな変化が起こり続けていくと思います。
それでは、また。