原久子です。
突然ですが、あなたの一日は普段どのように始まりますか?
おそらく多くの方が、このようなパターンで始まるのではないでしょうか?
1.目覚まし時計の音で起床。
2.歯磨きをする。
3.朝ごはんを食べる。
4.着替える。
5.出勤する。もしくは、家事を始める。
多少の誤差はありますが、私もずっと昔はだいたいこんなリズムで一日が始まっていました。
そして、「瞑想・呼吸」の教え、その原理原則を学べば学ぶほど
実にもったいないことをし続けていたなと感じます。
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朝は「排出」の時間。
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特にもったいないと感じるのは、
「朝ごはんを食べる」
という習慣を行っていたことです。
「朝食を食べないとエネルギーが摂れません。
朝食はしっかりと食べないといけないですよ」
これが世の中の常識だと思います。
しかし、瞑想や東洋医学の観点で見ると、むしろ朝は「栄養を摂る」時間ではなく「不要になった毒素を出す」時間なのです。
これは、古代インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」では常識となっていることです。
朝に食物をカラダに取り込んでしまうと、不要な毒素が排出される前に、また新たに消化しなければいけない物を増やすことになり、毒素が排出されないままの状態が続いてしまいます。
毒素が体に滞留すると、思考が鈍ったり、疲労感を感じやすくなったり、ネガティブな着想が湧いてくるようになります。そんな悪影響が起きやすくなる状態を、わざわざ1日が始まる際に、行っているのです。
結果、日中のパフォーマンスは低下します。あなたが本来持っている力が引き出せないため、本来巡ってくるはずだったチャンスを掴み損ねたり、成果が出ないことに対してココロのストレスも感じる、という負の循環に陥ってしまうのです。
そのようにならないためにも、「朝食をあえて食べない」という朝活習慣をぜひ取り入れてみてください。
試して頂ければ、その変化を体感できると思います。
それでは、また。