【女性 42歳 看護師】
第2ステップ・止観瞑想
ホールで止観シートを書いている時、原先生の瞑想誘導をうけている時に悲しくて、
かなり涙が出ましたが、ホテルに帰ってからイのところをとりあえず声に出して読んでみることにしました。
一人だし、感情もともなわなくて、朗読よりもひどく低いテンションで淡々と読んでみました。
さらになんの感情も湧いてこないのだけと、(怒り)とカッコ付けしてあるところは「なんでだよ!」と言いながら布団をたたいてみました。
そしたら、ある1つのフレーズにきた時に「こんなごはん、食えるかー!!」とあの時のそのものの感情がわいてきて、 子供のように布団につっぷして、手足をバタバタさせながら、泣き、バンバン布団に手足をぶつけました。
思い出して、泣いているのではなく、まるっきりその時の自分になってました。
でもあの時はじっと耐えて、シクシク泣く程度だったので、「私そうだよ、こんなに辛かったんだ!!」スッキリしました。泣きつかれてうとうとしとあと目が覚めて「そういや子供ときはしかられてこんな風に泣き疲れてねたな…」と何十年かぶりのその感覚が懐かしく、自分が愛しいような気持ちになりました。
何でも素直に取り組んでみること大切だと知りました。
シートでは、ロ とハ の関連に驚きを感じました。
今まで「きらいな人も自分の鏡だ」と精神世界をかじった人に言われると「私にはあんなところないよ」となんだかムカつく気持ちになったのですが、その言い方とはまたニュアンスの違う「鏡」ということを理解できたというか、とてもふにおちました。
そして、このシートの中で母に不満に思い「こうあってほしい」と思い自分にも欠けていることを、 今では夫に求めて夫を責めたり、攻撃したり、してることに気付き、とても申し訳ない気持ちになりました。
帰ったら夫に謝りたいです。
このシートをやってみて、「思う」「相手の○○に腹が立つ」のは真我が私にしてほしいというメッセージで、 自分がその方が楽だから相手にそれを求めているということが分かったので、これからは、腹が立ったり、イラ立った時そのように考える練習をしていきたいと思います。
前回の内観が終わったあと、父と母へ感じていた不満は私のごうまんさだと気付き、
なんてすばらしい両親に愛されて育ったんだろうと、感謝でいっぱいになりました。
早速、両親に感謝の気持ちを伝えたところ、 父は泣き、
今まで絶対に言わなかった「すまなかったね。」という言葉をもらい、
私は父は私を傷つけた自覚すら全くないのだろうと思っていたので嬉しく、全てをゆるせる気持ちになりました。
そして、不思議なことは両親への内観をしただけなのに、
夫への感謝の気持ちが出て来て、欠点を見つけてはさばこうとしていた気持ちがなくなり、
そしたら、今まで夫にあった「ヘソ曲がりなにくたらしい部分」が急に緩和され穏やかになりました。
真我とむすばれるということの不思議さを実感しています。