【40代 公務員】
亡くなる数日前から、出会う人みんなに「ありがとう」と言っていた母でした。「感謝」の気持ちの大切さを教えられました。
2日目は昨日の疲れがうそのようで、清々しい気分で「やる気満々」でのぞみました。母と自分の関係をとことん観て行こうと決めたので、この日も母の内観を行ないました。昨日のシートを見るとまだ抜けていることがあったので書き足して、その出来事をじっくり観て味わってみました。一通り観て、時計に目をやると8時でした。
そろそろ時間も少なくなってきましたので、真我さんにお祈りして「母と一緒に過ごした33年間の中で、私の人生に一番影響を与えている場面に連れて行ってください」とお願いしました。
しばらくは真っ暗だったので、こういうお願いはだめだったかなと思ったのですが、しばらくしてパッと明るくなると分娩室のようでした。私は天井の方から見下ろしているようでした。まだ赤黒い生まれたばかりの赤ちゃんを白衣の人が抱いていました。私だと分かりました。
そこに男性の声というか意識なのかもしれませんが「女か。。。男の子だったら良かったのに。。。」という言葉を感じました。
赤ちゃんの私がすごいショックを受けていることを感じました。父の事が嫌で、その原因をいくら捜しても見つけることができませんでしたが、これか、、、と思いました。祖父が男の子を望んでいたのは知っていましたが、父もそうだったかもしれません。
1年後に弟が生まれたのですが、私の中で弟に負けたくないという気持ちがあったのもそのせいかと思いました。